2020年 12月 11日 21:17 の記事
最近、アトピー性皮膚炎のかたや皮膚全体に湿疹ができている方のご来店が増えています。
看護師さんだから、どうにかなりませんか?と。さすがに湿疹が全身出ている方は
施術する方の感染も考えられますのでご遠慮していただいております。
それでも、とおっしゃる方は皮膚やインナービューティについてアドバイスさせていただいております。
今までに、皮膚のお悩みについてご来店された方は多数いらっしゃいますが、ほぼ、笑顔になられています。
皮膚の病気と言われますが、その治療は?
さすがに、辛いときにはステロイドを使うべきですが・・・
また、かゆくなったから、ひどくなったかたら・・ステロイドを使っちゃお。が本当に正しいのでしょうか?
皮膚の炎症があるとそれにともなってバリア機能がより低下する、という悪循環が起こります。そのため、アトピー性皮膚炎の治療では、
まず、ステロイド外用薬を使用して皮膚の中で起こっている炎症をとること
次に皮膚を清潔にして保湿するスキンケアを行ってバリア機能を強化すること
をセットで行う必要があります。
・ステロイド外用薬は皮膚の炎症をとるのに有効ですが、適切に使用することが大切です。
ステロイド外用薬を数回使用すれば、見た目もきれいになり、かゆみもおさまってしまうことがあります。しかしこのとき、目に見えない皮膚の中では、まだ炎症がくすぶっていることがあります。ここで薬をやめてしまうと、また炎症がひどくなり、かゆみや湿疹が現れます。そこで再度、薬を使用する…という繰り返しが起こりがちです。(かゆみや湿疹があるときだけ、ステロイド外用薬を使用していると…)
このような使用方法では、いつまでたってもステロイド外用薬をやめることができず、副作用が現れてしまう恐れもあります。
・スキンケアでバリア機能を強化する
同時に、スキンケアによってバリア機能を強化します。スキンケアとは、皮膚をしっかりと丁寧に洗って清潔にし、皮膚を乾燥から守るために保湿剤を塗ることです。
アトピー性皮膚炎の症状を悪化させるもっとも大きな要因が、皮膚についた「黄色ブドウ球菌」です。正常な皮膚では、汗の中に含まれる「抗菌ペプチド」という成分が、皮膚についた黄色ブドウ球菌を殺菌してくれます。
しかし、皮膚に炎症があると抗菌ペプチドの産生力が低下してしまいます。そのため、アトピー性皮膚炎の人の皮膚には黄色ブドウ球菌がつきやすく、さらに炎症を悪化させ、湿疹やかゆみがさらにひどくなる原因となります。そこで、体を泡で丁寧に洗って黄色ブドウ球菌を落とすことが必要です。
体を清潔にした後、皮膚の水分を補う目的で、保湿剤を塗ります。アトピー性皮膚炎の人の皮膚はもともとバリア機能が低下しやすく乾燥しがちであるため、プロアクティブ療法を行ってステロイド外用薬をやめることができても、保湿剤をやめることはできません。しかし、年齢とともに皮脂の分泌が増加して乾燥が改善されたり、治療を継続したことで、自然治癒力が増してバリア機能が強化され、保湿剤を使わなくても済むようになることもあります。
・いま、一番いい方法があるとしたら・・・
要らない菌だけ取り除く、そして、水道水の刺激から肌を守る
そうすれば、肌は守られる♪
そう思うのです。
それに最適な方法があります。ミネラルの力を借りることです。
体のなかから、そとから、補給することが可能です。
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